うちのナナは、今年15歳になりました。数年前からおとなしくなってきたと感じていましたが、娘が遊び相手をしても、お気に入りのお客さんが来ても、最近は頭をなでて貰うだけであとは足元に伏せているようになったんです。
その原因を教えてくれたのは、かかりつけの獣医さんでした。
「犬は歳を重ねると筋肉の量が落ちます。そうなると、立って走り回るのができなくなるだけでなく、気力自体も落ちてしまうんですよ」
まさしく、そんな感じだったんです。私も足が痛かったりすると、出かけるのがおっくうですが、そもそも外を駆け回るのが基本の犬は、足の衰えは生きていく力そのものが減ってしまうのとイコールなんですね。だから、「最近元気がなくなったな」と感じたら、それは足の筋肉が衰えてきたサインかもしれません。そんな時には、良質のタンパク質を与え、筋肉量を維持するようにしてあげてください。
もうひとつ、愛犬がおとなしくなる理由に「関節痛」があります。これも私たち人間と全く同じ。関節の間に挟まって、クッションの役割をしている軟骨が減ってしまい、骨が直接擦れるようになって炎症を起こしてしまうのです。
これは立ち仕事の私も実感することがあります。そんな時、私はちょっと休憩といって椅子に座ったり、横になったり、マッサージに行くこともありますが、犬達は、立っているか伏せているかしかできません。おまけに、「痛いから温泉に連れて行け」なんて、おねだりもできない。だから、やっぱりこれは飼い主が注意してみなければいけません。
関節に効果があるといわれている「カルシウム」の補給と、軟骨のケアには「グルコサミン」や「コンドロイチン」などです。とはいえこれらは、ドッグフードで補うのは、ちょっと難しいかもしれません。そういう時は、やっぱりサプリメントを上手く組み合わせてあげるのがいいと思うんです。