犬たちは、ふさふさの毛に覆われていて、特に夏場は皮膚トラブルが増えてしまいがちです。さらに、年齢を重ねると、肌の新陳代謝も低下するので、さらにいろいろな問題がおこってきます。
代表的なのは、ノミやダニといった寄生虫や、マラセチアという酵母によって引きおこされる感染症などがあります。これらは、基本的に皮膚を清潔にしてあげれば予防できるものですが、やはりシニア犬は抵抗力が落ちてしまうため、皮膚トラブルとなってしまうケースがあります。
感染症などで皮膚炎を起こすと、痛痒そうに、しきりにかいて皮膚に傷を付けてしまい、そこからまた雑菌が入り、と悪循環に陥ってしまいます。
基本的には、こまめにシャンプーしてあげるのがいいんでしょうが、不慣れだと、それこそ傷を悪化させてしまうこともありますし、濡れるのを嫌がるコも多いですから難しいですね。だから、少しでも心配なときは、早めにお医者さんに相談してみてください。それから、セラミドなどを配合したサプリメントで皮膚を強くするのもいい方法だと思います。
いま、ペットにも「アトピー性皮膚炎」が増えているんです。原因は遺伝的要素も関係しているそうですが、やはり人間と同じようにアレルゲン物質の蓄積やノミやダニなどが考えられ、なかにはペットフードに含まれる合成保存料などによって引き起こされることもあるそうです。
普通の皮膚炎ならシャンプーしたり薬で治療したりもできますが、アトピーの場合、なにが原因なのかはっきりしないと、的確な治療もできず、苦しみが続いてしまいがちです。
ですから、もし原因が思い当たるようなら、取りあえずそれを遠ざけてみてください。例えば、ドッグフードの成分がきちんと書かれていないようなら、それをやめてみる。いつも寝ているマットを変えてみる。肌に優しいシャンプーでそっとマッサージしながら洗ってあげる、などなどです。それから、内臓の調子を整えてあげることも重要。信頼できる病院に相談しながら、ケアしてあげてください。