最近は、小型の室内犬が主流になってきましたが、中~大型犬などは、外で飼っている方も多いと思います。元気で長生きしてほしいと願うなら、彼らの暮らす外の環境を整えることを考えましょう。
最近の夏場の暑さは全身毛で覆われた犬の体にとって、想像以上のダメージです。また、 反対に冬の場合は、コンクリートの敷地では凍えてしまいます。おまけに都会で暮らしていれば、どこにいても自動車の排気ガスが漂ってきて、呼吸器系に影響を与えてしまいます。
普段犬が外にいるご家庭では、猛暑の時期は室内に入れてあげたり、コンクリート熱が直接手足に伝わらないように、熱を遮断するシートを強いてあげることも必要です。冬もまた同じように、体が冷えないように、あたたかいマットを用意してあげましょう。
では、室内の生活空間が犬にとって快適なのかといえば、必ずしもそうとは言い切れないようです。
例えば、人間にとっても健康被害が問題になっている「シックハウス症候群」。建材に使われる接着剤などが原因で、アトピー性皮膚炎や呼吸障害を起こすといわれています。犬はこうした薬剤に対し、人間以上にデリケートなんです。ですから、たとえ人間にとっては「安全規格適合」でも、新築やリフォーム直後は、室内で飼うことは避けたほうが無難です。
そして、フローリングにも要注意です。フローリングの床は滑りやすく、若いうちはよくてもシニアにとっては転んで危ないばかりでなく、足腰に負担がかかったり、心理的にも不安になるそうです。ですから、彼らの動線になる場所には、犬用マットを敷いておくといいでしょう。
その他にも、エアコンが強すぎるのも彼らにとっては負担になります。特に冷気は犬がいる床周辺に溜まるので要注意。細やかな配慮で愛犬たちの健康を支えていきたいですね。