最近では、ほとんどのドッグフードが、年齢に合わせて成分を変えています。例えば、シニア用には、DHA、EPAなどの不飽和脂肪酸が多く配合されていたり、グルコサミン、カルシウムなどが強化されていて、とても便利。
しかし、注意しなければならないのが「栄養過多」。いくら健康によい成分が配合されているといっても、摂りすぎはかえってマイナス。例えば、関節炎のある犬にはコンドロイチンが必要ですが、「シニア用総合フード」を与えてしまうと、普通のごはんでも足りているはずのカルシウムや中性脂肪を無駄に多く摂ってしまう、偏った食生活になります。
こういう場合におすすめしたいのは、必要な成分(ここではコンドロイチン)だけをサプリで補うこと。ただ、過剰に摂取しても吸収されなかったり、他の栄養素の妨げになることも少なくないそうです。ですから、ドッグフードとサプリメントで同じ栄養素がある場合は、どちらか一方に絞ってください。
けっして与えすぎずに、彼らの持つ生命の力を最大限に引き出してあげることを心がけましょう。
こうしてペットの健康を考えて知識をつけていくと、犬も人間も、気をつけるべきことは同じだと気がつきます。飼い主自身が元気でいることは、愛犬のために大切なことですね。
犬は歳をとるにつれて、水を飲む量が減って、脱水症状をおこすケースがあるそうです。さらに、脱水症状から熱中症を起こしてしまったり、さらには尿毒症の原因にもなることもあるそうです。
これらを予防するためにも、水分摂取はとても大切。それに、わたしたちにも共通して言えることですが、水分をきちんと摂ることは血液の循環をよくして、新陳代謝を高める効果があるといいますから、デトックス効果にもつながると思います。つまり、代謝機能が落ちてしまうシニアにとって、飲み水は、ドッグフードやサプリメントと同じように必須のアイテムなのです。
水をあまり飲まなくなってしまったシニア犬には、水分の多いごはんをあげてみるのもいいですよね。